シリアサッカーの沿革

シリアサッカーの沿革について少し調べてみたのですが、まだワールドカップへの出場経験はないようですね。まあ、日本から見ても格下と呼べるチームですので、当たり前といえば当たり前でしょう。ただし、過去にかなり惜しかったことはあったようです。1986年のアジア予選では最終予選まで進み、イラクに勝てば初出場、というところまで進んだそうです。しかしイラクに負けてしまい、イラクが初出場を決めたとか。その後は成績が振るわず、近年は予選敗退が当たり前のようになってしまっているそうです。
さらに2014年FIFAワールドカップアジア予選では、敗退ではなく失格となっているそうです。シリア代表はタジキスタンと対戦し、ホーム、アウェーともに勝利しました。しかしスウェーデン代表歴のあるジョージ・ムラード選手を出場させたことが判明し、試合が無効になったのです。ちなみにこのとき、シリアの代わりに3次予選に進むこととなったのはタジキスタンだったそうです。
こうやってみると、シリアのサッカーはかなり紆余曲折の歴史を歩んできたようですね。大会での波乱万丈のみでも、それを窺い知ることはできます。
しかし私がこの沿革を調べて感じたことは、サッカー云々の問題ではないません。シリアという国家について、というよりもシリア内戦について興味を抱いてしまいます。現在継続中の内戦ですので、皆さんご存知ですよね?あのような環境下で、よくぞサッカーの練習をしているものだと感心してしまいます。

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